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弁護士の法律相談料の相場:無料相談を上手に活用しよう

更新日:2020年04月20日
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弁護士に依頼をする際、まずはじめに法律相談料というものが発生します。この法律相談料の相場はいくらなのでしょうか。
無料で相談できる場合もありますので、上手に活用していきましょう。

法律相談料

 法律相談料とは、弁護士に法律に関する相談をした時間に対して支払う料金のことをいいます。
 相場は、30分5,000円です。それ以上は高いと言えるでしょう。弁護士同様、法務を生業にしている司法書士に相談する場合も相場はほぼ同じです。

無料で法律相談が出来るケース

 ただ、無料で法律相談が出来るケースもあります。それは次の2通りです。

市役所等で行われている無料相談サービス

 市役所等では、弁護士を構えて法律無料相談サービスが行われているケースがあります。30分無料のケースが多く、それ以上時間が掛かる場合は費用が発生します。

弁護士事務所

 弁護士事務所でも、初回の30分を無料相談で受けているケースがあります。近年では、そのケースが増えています。

無料と有料の違い

 さて、無料と有料の法律相談では、何か弁護士の対応は異なるのでしょうか。まず有料の方から見ていきましょう。

有料相談

 有料の法律相談では、どのように対応した方がよいか等を法的な観点からアドバイスをくれます。

無料相談

 無料相談では、無料なだけに法的な観点からではなく一般的な見解を述べられます。それにより今後、弁護士に依頼するべきか、自身で解決していけるか等の判断が出来ます。
 但し、無料相談の場合、初回30分と設定している弁護士事務所が多いです。時間に限りがあるのがデメリットです。

無料相談が出来る事件と出来ない事件

 法律相談には、「比較的、無料で相談出来る事件」と「比較的、無料で相談出来ない事件」の2通りあります。
それは、下記の通りです。

比較的、無料で相談出来る事件 借金整理・交通事故(被害者側)・相続問題、刑事事件(加害者側)・残業代請求・不倫慰謝料請求
比較的、無料で相談出来ない事件 離婚・不動産・一般民事

なぜ、このような違いが発生するのでしょうか。

無料と有料が分かれている理由

 それには、次の2つの理由が考えられます。

利益に繋がりやすいかどうか

 弁護士にとっては、利益になりやすい事件とそうでない事件があります。無料で相談を受けている事件は利益になりやすいため、積極的に無料で相談を受けるのです。
 対して、無料で相談を受けていない事件は利益に繋がりにくいため、法律相談の時点で有料にし、相談者を限定しているのです。

相談者を増やす

 利益に繋がりやすい事件は無料にすることで敷居が下がり相談者が増えます。そこから依頼に繋げていきたいという弁護士側の思惑があります。

 依頼者は上記2つの理由を逆手にとり、無料相談を利用するのが一手です。相談内容によっては、無料相談で解決するような簡単なケースもあります。そうすれば節約に繋がります。

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